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2007年12月29日
トイレノ利用方法(車いす)
車いすトイレの利用
オストメイトに続き、
車いす使用者がトイレをどのように使うのか参考にご紹介したいと思います。
下記に示す例は、1例です。
個人によりほかにもいろんな便器へのアプローチの仕方があります。
また、下のようなトイレを利用できない車いす使用者もいらっしゃいます。

(上の図の説明)
内法幅90cm×奥行き1.8mあれば車いすでトイレに入ることができます。
しかし、トイレが狭いので便器に向かって正面からまたいで便器に乗るか、
車いすから立ち上がり手すりを使って、180度回転して便器に乗り移るか、
制約がありながらの利用になります。

(上の図の説明)
トイレの大きさが、内法2m×2mくらいの大きさになると
車いすからいろいろな方法で便器へ乗り移ることができます。
また、これくらいの広さだと介助もしやすくなります。
車いす使用者によってさまざまな利用方法があります。
また、右利きや左利きもあり使いやすい車いすトイレの
タイプも個人により様々です。
したがって、同じ建物内に車いすトイレを何箇所も作るときは
違ったタイプのトイレを作るほうがいいと思います。
オストメイトに続き、
車いす使用者がトイレをどのように使うのか参考にご紹介したいと思います。
下記に示す例は、1例です。
個人によりほかにもいろんな便器へのアプローチの仕方があります。
また、下のようなトイレを利用できない車いす使用者もいらっしゃいます。

(上の図の説明)
内法幅90cm×奥行き1.8mあれば車いすでトイレに入ることができます。
しかし、トイレが狭いので便器に向かって正面からまたいで便器に乗るか、
車いすから立ち上がり手すりを使って、180度回転して便器に乗り移るか、
制約がありながらの利用になります。

(上の図の説明)
トイレの大きさが、内法2m×2mくらいの大きさになると
車いすからいろいろな方法で便器へ乗り移ることができます。
また、これくらいの広さだと介助もしやすくなります。
車いす使用者によってさまざまな利用方法があります。
また、右利きや左利きもあり使いやすい車いすトイレの
タイプも個人により様々です。
したがって、同じ建物内に車いすトイレを何箇所も作るときは
違ったタイプのトイレを作るほうがいいと思います。
2007年12月27日
トイレの利用方法(オストメイト)
オストメイトの人たちのトイレ利用について
オストメイトの人たちがどのようにトイレを使うのか
知っていただくために、
(社)日本オストミー協会が機関紙に掲載したまんがを紹介します。


オストメイトの人たちは服を脱いで汚物処理をするので、
広いスペースが必要で処理の時間もかかります。
外見からは普通の人と変わらないので、車いす用のトイレに
入ると周りの人から「車いすじゃないのにどうして入るのか」
と怒られることもあったそうです。
最近、「多目的トイレ」としてオストメイト対応設備が設置された
トイレが増え、また専用のマーク(12月26日記事) が
掲示されるようになったので、ずいぶん外出しやすくなったとのことです。
ちなみに宮崎市内のオストメイト対応トイレの設置場所は
宮崎市役所のHPに掲載されています。
└→ 宮崎市オストメイト対応トイレ設置施設
オストメイトの人たちも安心して外出できるよう
オストメイト対応トイレがさらに増えていくといいですね。
※オストメイトって?の方は → 12/26の記事
オストメイトの人たちがどのようにトイレを使うのか
知っていただくために、
(社)日本オストミー協会が機関紙に掲載したまんがを紹介します。


オストメイトの人たちは服を脱いで汚物処理をするので、
広いスペースが必要で処理の時間もかかります。
外見からは普通の人と変わらないので、車いす用のトイレに
入ると周りの人から「車いすじゃないのにどうして入るのか」
と怒られることもあったそうです。
最近、「多目的トイレ」としてオストメイト対応設備が設置された
トイレが増え、また専用のマーク(12月26日記事) が
掲示されるようになったので、ずいぶん外出しやすくなったとのことです。
ちなみに宮崎市内のオストメイト対応トイレの設置場所は
宮崎市役所のHPに掲載されています。
└→ 宮崎市オストメイト対応トイレ設置施設
オストメイトの人たちも安心して外出できるよう
オストメイト対応トイレがさらに増えていくといいですね。
※オストメイトって?の方は → 12/26の記事
2007年12月26日
介助方法4〔高齢者、その他〕
高齢の方の介助について
年をとるとともに、身体のいろいろな機能が低下していきます。
視力の低下~小さい字が読みにくくなり、色の区別が難しくなったりします。
聴力の低下~高音域が聞き取りにくくなります。
体力の低下~長時間立っていることが困難になったり、ひざが高く
上がらないため、ちょっとした段でもつまづいたりします。
※高齢の方は、トイレが近くなった人も多く外出するとトイレの場所が心配です。
そのためトイレの位置を見やすく標示することが必要です。
そのほか休憩所(椅子)を確保すること。高低差のある所や
立ち座りをする所(トイレ等)では手すりが必要になります。
ハード面で対応できない部分は周りの人が「心づかい」をするなど
ソフト面での対応によりバリアフリーを高めていくことが大切です。

(トイレの標示の例)
標示の下の真中は「オストメイト対応設備」有りのマークです。
オストメイトとは、手術を受けて人工肛門、人工膀胱となった
内部障害者で、尿や便の排泄が腹部の穴によって行われるので、
これを処理するために穴の部分に袋(パウチ)を常時身に付けて
これに受け入れ、溜まれば袋をはずして取り替えなければなりません。
そのための設備を「オストメイト対応設備」といいます。
「オストメイト対応設備」の写真は12月22日の宮崎公立大学の
記事にあります。見てください。
汚物流しや温水シャワー、せっけん、洋服掛けフック、トイレットペーパーなどが
一体的に備えられています。
そのほか
精神障害のある方、内部障害の方など見かけだけでは
障害の程度が判断できないことがあります。
困った人を見かけたらひと声かけて
(「何かお手伝いすることがありますか?」)
手助けをしてあげましょう。
年をとるとともに、身体のいろいろな機能が低下していきます。
視力の低下~小さい字が読みにくくなり、色の区別が難しくなったりします。
聴力の低下~高音域が聞き取りにくくなります。
体力の低下~長時間立っていることが困難になったり、ひざが高く
上がらないため、ちょっとした段でもつまづいたりします。
※高齢の方は、トイレが近くなった人も多く外出するとトイレの場所が心配です。
そのためトイレの位置を見やすく標示することが必要です。
そのほか休憩所(椅子)を確保すること。高低差のある所や
立ち座りをする所(トイレ等)では手すりが必要になります。
ハード面で対応できない部分は周りの人が「心づかい」をするなど
ソフト面での対応によりバリアフリーを高めていくことが大切です。

(トイレの標示の例)
標示の下の真中は「オストメイト対応設備」有りのマークです。
オストメイトとは、手術を受けて人工肛門、人工膀胱となった
内部障害者で、尿や便の排泄が腹部の穴によって行われるので、
これを処理するために穴の部分に袋(パウチ)を常時身に付けて
これに受け入れ、溜まれば袋をはずして取り替えなければなりません。
そのための設備を「オストメイト対応設備」といいます。
「オストメイト対応設備」の写真は12月22日の宮崎公立大学の
記事にあります。見てください。
汚物流しや温水シャワー、せっけん、洋服掛けフック、トイレットペーパーなどが
一体的に備えられています。
そのほか
精神障害のある方、内部障害の方など見かけだけでは
障害の程度が判断できないことがあります。
困った人を見かけたらひと声かけて
(「何かお手伝いすることがありますか?」)
手助けをしてあげましょう。
2007年12月24日
介助方法3〔耳の不自由な方〕
耳の不自由な方を介助するとき

耳の不自由な人は、外見からわかりません。
一番困るのはコミュニケーションです。
声をかけても聞こえません。
手話ができなくても、
目が合ってからゆっくり
口を動かしてください。
耳の不自由な方は、口の形で理解
することができます。(読話)
また、写真のように、紙などに文字や絵を書いて会話する筆談
もコミュニケーションをとる方法としてたいへん有効です。
※耳が不自由でも、聴覚障害者には
話し好きの人が多かったり、
カラオケを楽しんだり、
耳の聞こえる人たちと気持ちは変わりません。

耳の不自由な人は、外見からわかりません。
一番困るのはコミュニケーションです。
声をかけても聞こえません。
手話ができなくても、
目が合ってからゆっくり
口を動かしてください。
耳の不自由な方は、口の形で理解
することができます。(読話)
また、写真のように、紙などに文字や絵を書いて会話する筆談
もコミュニケーションをとる方法としてたいへん有効です。
※耳が不自由でも、聴覚障害者には
話し好きの人が多かったり、
カラオケを楽しんだり、
耳の聞こえる人たちと気持ちは変わりません。
2007年12月23日
介助方法2[目の不自由な方への]
目の不自由な方を介助するとき
(挨拶)
・あなたから先に穏やかに声をかけてください。
「こんにちは○○です。」
あなたの声で、あなたの所在や方向、誰であるかを知ることができます。
・挨拶を交わすときは、握手しましょう。
このことによりあなたの身長などを憶測して親近感を持ちます。
(歩行)
・一緒に歩くときは、自分の肩か肘を相手に持たせて、
半歩前を歩きましょう。
二人分の幅を考慮に入れて歩きましょう。
誘導するときは、「あっち」「こっち」などあいまいな
表現は避け、「右」、「左」、何メートル、「10歩くらい」
と具体的に状況を説明しながら歩きましょう。

(椅子への誘導)
椅子の位置と向きがわかるように、説明をしながら
手を椅子の背などに触れるように案内します。

(料理の位置の説明)
食事のとき、並べられた食器と料理の位置をはっきりと説明します。
位置は時計の針の位置で言うとわかりやすいです。
特に、わさびのような刺激物、やけどをするようなものの場所は
一度手で誘導してさわってもらってください。
新しく料理を出したときは必ず声をかけてください。

※視覚障害者は、映画や芝居、テレビ、書画などを楽しむことができないと
思い込むことは誤りです。
テレビでは、ドラマの進行を音声により説明している番組がありますし、
視覚障害者の人たちはテレビから多くの情報を得ています。
また、彫刻などの芸術作品もさわって、その形や個性を知ることができます。
カラオケやパチンコ、映画などを楽しむ人たちも大勢います。
目の見える人と共に、その説明を聞いて鑑賞したり、
同じように楽しむことは、
視覚障害者の熱望するところです。
(挨拶)
・あなたから先に穏やかに声をかけてください。
「こんにちは○○です。」
あなたの声で、あなたの所在や方向、誰であるかを知ることができます。
・挨拶を交わすときは、握手しましょう。
このことによりあなたの身長などを憶測して親近感を持ちます。
(歩行)
・一緒に歩くときは、自分の肩か肘を相手に持たせて、
半歩前を歩きましょう。
二人分の幅を考慮に入れて歩きましょう。
誘導するときは、「あっち」「こっち」などあいまいな
表現は避け、「右」、「左」、何メートル、「10歩くらい」
と具体的に状況を説明しながら歩きましょう。

(椅子への誘導)
椅子の位置と向きがわかるように、説明をしながら
手を椅子の背などに触れるように案内します。

(料理の位置の説明)
食事のとき、並べられた食器と料理の位置をはっきりと説明します。
位置は時計の針の位置で言うとわかりやすいです。
特に、わさびのような刺激物、やけどをするようなものの場所は
一度手で誘導してさわってもらってください。
新しく料理を出したときは必ず声をかけてください。

※視覚障害者は、映画や芝居、テレビ、書画などを楽しむことができないと
思い込むことは誤りです。
テレビでは、ドラマの進行を音声により説明している番組がありますし、
視覚障害者の人たちはテレビから多くの情報を得ています。
また、彫刻などの芸術作品もさわって、その形や個性を知ることができます。
カラオケやパチンコ、映画などを楽しむ人たちも大勢います。
目の見える人と共に、その説明を聞いて鑑賞したり、
同じように楽しむことは、
視覚障害者の熱望するところです。
2007年12月22日
介助方法1[車いすの方への]
障害のある人たちの介助について
前回は、ハード面のバリアフリーをカバーするために、
周りの人たちの介助が必要と述べました。
そこで、今回から少し、身体に障害を持っている人たちへの介助
方法について説明します。
障がいのある方を介助する際のエチケットについて
(介助する前に)
・初めに何をしてほしいか聞きましょう。
例 「何かお手伝いすることがありますか?」
・障がいのある方が言われることを良く聞いてから
手助けしましょう。
・援助の押し売りにならないように礼儀正しくしましょう。
・障がいの状態は一人一人違います。相手の状態に合わせて
話しかけましょう。
・障がいのある方が自分でできることは、手を貸さず、
最小限の介助をしてあげましょう。
※だれでも人とのふれあいを大切にしています。
障害のある人たちも同様です。
たとえば、お店で車いすの介助をしている人に店員さんが話し掛けるのをよく見かけます。
車いすに乗っている人の目的で動いている場合も多いです。
まず、車いすに乗っている人に話し掛けてくださいね。
たいへん喜ばれると思いますよ。
車いすの方を介助するとき
話をするときは目線を低くして、相手の様子をみながら
楽しく会話しましょう。
その場に応じて、周囲の人に協力を求めましょう。
(車いす標準図)

(キャスター上げによる段の上り下り)
①片方のステッピングバー(車いすの車軸の下に後ろ向きに向かって伸びた2本の棒)
を踏み、同時に体重をかけながらグリップを下に押し付ける。

②前輪(キャスター)を段の上に上げる。

③前へ押しながら後輪を段の上に乗せる。

※下り方は逆です。(③→①)
(車いすごとの搬送)
車いすの種類によって、フレームを持つ位置が異なるため、
車いす使用者に確かめてください。
車いすのブレーキをかけ、なるべく水平に保ちながら、
上りの時は前向きに、下りの時は後ろ向きに降ろします。
この時「いち、にのさん」とみんなの息を合わせることが
たいせつです。

前回は、ハード面のバリアフリーをカバーするために、
周りの人たちの介助が必要と述べました。
そこで、今回から少し、身体に障害を持っている人たちへの介助
方法について説明します。
障がいのある方を介助する際のエチケットについて
(介助する前に)
・初めに何をしてほしいか聞きましょう。
例 「何かお手伝いすることがありますか?」
・障がいのある方が言われることを良く聞いてから
手助けしましょう。
・援助の押し売りにならないように礼儀正しくしましょう。
・障がいの状態は一人一人違います。相手の状態に合わせて
話しかけましょう。
・障がいのある方が自分でできることは、手を貸さず、
最小限の介助をしてあげましょう。
※だれでも人とのふれあいを大切にしています。
障害のある人たちも同様です。
たとえば、お店で車いすの介助をしている人に店員さんが話し掛けるのをよく見かけます。
車いすに乗っている人の目的で動いている場合も多いです。
まず、車いすに乗っている人に話し掛けてくださいね。
たいへん喜ばれると思いますよ。
車いすの方を介助するとき
話をするときは目線を低くして、相手の様子をみながら
楽しく会話しましょう。
その場に応じて、周囲の人に協力を求めましょう。
(車いす標準図)

(キャスター上げによる段の上り下り)
①片方のステッピングバー(車いすの車軸の下に後ろ向きに向かって伸びた2本の棒)
を踏み、同時に体重をかけながらグリップを下に押し付ける。

②前輪(キャスター)を段の上に上げる。

③前へ押しながら後輪を段の上に乗せる。

※下り方は逆です。(③→①)
(車いすごとの搬送)
車いすの種類によって、フレームを持つ位置が異なるため、
車いす使用者に確かめてください。
車いすのブレーキをかけ、なるべく水平に保ちながら、
上りの時は前向きに、下りの時は後ろ向きに降ろします。
この時「いち、にのさん」とみんなの息を合わせることが
たいせつです。
